「筋肉と動き」のワークとは?
sonomamaのボディワークには3つの柱があります:
- 呼吸(感情)のワーク
- 筋肉(動き)のワーク
- 表情・声(コンタクト)のワーク
今回はその中でも、筋肉と動きのワークに焦点を当ててお話しします。
このアプローチは、ボディサイコセラピーの中でも、胎生学的な見地やポリヴェーガル理論に基づいた神経系の理解とも密接に関係しています。
◆ 筋肉と思考で「感じること」を止める仕組み
呼吸が通ることで感情を感じることができるようになります。
しかし私たちは、その「感じてしまった感情」を思考や筋肉の緊張で巧妙に抑えてしまいます。
たとえば:
- 「泣いちゃだめだ」「強くなければ」
- こういった思考が働くと、自然に身体に力が入ります。
- 感情を閉じ込める“鎧”が身体に形成されていきます。
つまり、思考と筋肉の防衛反応はセットで働くのです。
◆ 抑え込まれた感情が眠る場所
感情表現を止めている筋肉には、ある程度パターンがあります。
特に痛みや緊張を感じやすい部位:
- 足
- 腰
- 肩
- 首
これらは、無意識に「感じること」を止めてきた名残として硬直しやすい場所です。
◆ 動きで感情を取り戻すプロセス
sonomamaでは、これらの筋肉を動きの中で解放し、
止まっていた感情を取り戻していきます。
ただし、うまくいかない2タイプの人がいます:
- 身体がガチガチに固まっている人
- 逆に、フニャフニャで力が入らない人
このような人には、段階を踏んだサポートが必要です:
- 筋膜を剥がすような直接的なアプローチ
- 一緒に力を入れてみる補助的な動き
- 「ボーンズ・フォー・ライフ」などのやさしい揺れの導入
身体が少し動き出すことで、感情の自然な波が戻ってきます。
◆ 思考の解凍もカウンセリングで
身体の緩みと連動して、思考も柔らかくなる必要があります。
「感じてもいい」
「怒ってもいい」
「弱くてもいい」
こういった許可を、自分の中に少しずつ広げていく作業が必要です。
そのため、カウンセリングとワークを並行して行います。
◆ 感情を動きで表現する:戦う・逃げる・求める
実際のワークでは、こんな動きを通して感情を表現します:
- 「あっちいけ!」と押し返す
- 「こっちきてよ!」と引き寄せる
- ひねる、バタバタする
- 逃げる動き、立ち向かう動きなど
これらは単なる筋トレではありません。
感情と神経系の回路を回復させる動きです。
◆ ただの感情の暴発で終わらせないために
「ただ泣くだけ」「叫ぶだけ」では、解放になりません。
それは一時的な発散で終わってしまいます。
そこでsonomamaでは:
- 呼吸
- 感情のリズム
- 身体の動き
これらを丁寧に調整し、感情と身体が一致する表現になるようサポートします。
◆ ポリヴェーガル理論の視点
このプロセスは、ポリヴェーガル理論で言えば交感神経の回復です。
- 逃げたり
- 戦ったり
という神経反応がちゃんと機能し、感情を健全に動きで表現できる状態を目指します。
それは、子どもの頃には自然にできていたこと。
でも、教育や社会では「やっちゃいけないこと」ばかり教えられて、
「やってもいいこと」はあまり教えられません。
◆ 自由に表現するために
頑張って生きてきた人ほど、
素直な気持ちなんて「出したら困る」と感じているかもしれません。
けれど、
- 抑えても
- 散らしても
気持ちは消えません。
身体に、思考に、感情に、そして行動に現れます。
◆ 症状が出る前に、ぜひ
年齢とともに、身体も思考もどんどん硬くなっていきます。
- 我慢して生きるのも自由
- 感情を解放するのも自由
でも、健康に生きるためには
まずは溜まった感情を、動きとともに解放してみてください。
それは「あなた」という存在そのものを、
再び身体を通して思い出していく旅になるはずです。

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