孤立した意識、夜の意識、一人になると、思考は渦になる

夜、一人になったときに、思考が止まらなくなることがあります。昼間は何とか過ごせていたのに、静かになった途端、同じ考えが何度も戻ってくる。「自分が悪かったのではないか」「もう出口がないのではないか」「あ

嘔吐不安症と不安のループ ― 身体の内側から「出てくるもの」への恐れ ―

嘔吐不安症は、一般的には「吐くことへの恐怖」として理解されます。もちろん、実際に本人が怖れているのは、吐き気であり、嘔吐であり、人前で体調を崩すことです。「また気持ち悪くなったらどうしよう」「吐いたら

人間関係で疲れるのは性格ではない。気を使いすぎる人の身体に起きていること

「人と会うだけで疲れる」「気を使いすぎてしまう」「帰宅すると、どっと疲れる」そんな悩みを持つ人がとても多いものです。しかし多くの人は、その理由を、「コミュニケーション能力が低いから」「考えすぎだから」

不安や悩みがゼロにならなくてもいい。心身の「土台」を育てるセラピーの話

「どのくらいかかりますか?」と、よく聞かれることがあります。セラピーのゴールや目処は、やはり気になるものですよね。症状をなくすこと。悩みを消すこと。いつも前向きでいられること。そう思って質問される方が

ソマティックセラピスト直伝 不安を和らげるソフトエクササイズ

不安が強い時や、考え事が止まらない時。頭の中では、・未来の心配・過去の後悔・相手の反応・「ちゃんとしなきゃ」が、ぐるぐる回り続けます。しかも、「考えるのをやめよう」とするほど、逆に止まらなくなることも

心と身体が「フリーズ」してしまったとき 〜「動けない」「食べられない」は、身体からのSOS〜

人は限界を超えると、「頑張れなくなる」のではなく、“止まる”ことがあります。朝、身体が鉛みたいに重い。起き上がろうとしても動けない。お腹は空いているはずなのに、食べ物を前にすると気持ち悪くなる。頭では

呼吸が浅いのはなぜ?心理状態・自律神経・身体の緊張との関係

「呼吸が浅い気がする」 「息がちゃんと吸えない」 「気づくと息を止めている」そんな状態が続いていませんか?実は、呼吸の浅さは単なる“肺や呼吸器の問題”ではなく、ストレス・不安・自律神経の乱れ・慢性的な

ソマティックセラピストの嘆き。身体性は、本当に自我と統合できるのか

近年、心理療法の世界では、トラウマ理論や神経理論への関心が高まり、それに伴って「身体を扱うこと」が以前にも増して注目されるようになってきました。たしかにそれは、一定の進歩でもあります。  言語だけでは

安全神話第2章 セラピーの実際の現場では、何を見ているのか

〜安全だけでは回復しないとき、セラピストはどこを見ているのか〜一章で「安全だけでは回復しないのは分かった。では実際、現場では何を見ているのか」そう感じた方もいると思います。ここからは、より実践的な話に

「安全にやりましょう」は本当に正しいのか

〜セラピーにおける“安全神話”と、回復が起こる本当の条件〜セラピーの現場ではよく、まずは安全が大事無理をしない神経系を整えるといった言葉が使われます。特に近年は、ポリヴェーガル理論の広まりとともに、「

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