トラウマは身体に刻まれる

■ トラウマは「心」だけのものではないトラウマはしばしば「心の傷」と表現されます。つらい記憶、忘れられない出来事、考えるだけで胸が苦しくなる体験。そうしたものとして理解されることが多いでしょう。もちろ

未来が見えない不安をどう歩むか

なぜ、あれだけ苦しんできたはずなのに、また繰り返してしまうのだろう。セラピーを続けていく中で、この問いに出会う方は少なくありません。「また過去と同じ生き方をしている」ふと、そんな感覚に包まれる瞬間があ

セラピーは長い旅のようなもの

〜身体の解放と気づきのプロセス〜セラピーは「すぐに良くなる魔法」ではありません。心や身体にしみついたクセや習慣は、長い年月をかけて形づくられてきたものだからです。だからこそ、変化もまた ゆっくりと時間

呼吸は性格状態を映す鏡

呼吸の話。私たちの呼吸は、単なる生理的な動きではなく、その瞬間の「性格状態」をありのままに映し出しています。胸が厚く広がる人、肩に緊張を抱えている人、猫背でお腹の呼吸に偏る人、反り腰で胸を突き出す人。

凍りつきから立ち上がるときに起こること

急な行動、違和感、そしてつながり私たちは、強いストレスやつらい体験に出会うと、心と身体が「凍りついたように動けなくなる」ことがあります。頭が真っ白になったり、身体が固まったり、言葉が出なくなったり感じ

曖昧さを生きていい

ネガティヴ・ケイパビリティと世界の知恵私たちは日常の中で、つい「答え」を求めてしまいます。正しいのか間違いなのか。好きなのか嫌いなのか。やるのかやらないのか。白黒をはっきりさせれば安心できるように感じ

不安な未来と喜びの未来 ― 心と身体のちがい

私たちは、未来を想像して不安になったり、逆に楽しみに心が弾んだりする瞬間があります。けれど、その未来のイメージが「不安」になるか「喜び」になるかは、実は 心の状態 だけでなく、身体の反応 にもはっきり

「自動思考と投影 ― 無意識がつくる再演の舞台から降りる」

1. 思考は止められない ― 脳の仕組みとしての「再放送」私たちの意識は、目覚めている間は絶え間なく思考を生み続けます。これは意志の弱さや集中力不足のせいではありません。脳は本質的に予測装置として作ら

親の未完了-世代間連鎖

親も、私たちと同じようにいろんな過去を持っています。その中には、まだ整理できていない感情や、やり残した思いがあることがあります。たとえば─• 子どものころ、親(=あなたの祖父母)に愛されなかった気持ち

急に感情が動くとき 〜過去の記憶と体の反応〜

私はセラピストとして日々、人の心に寄り添っています。しかし、どれだけ経験を重ねても、自分自身の心の反応から完全に自由になることはありません。だからこそ、定期的にセラピーを受け、自分をクリアな状態に保つ

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