上の子には厳しく、下の子は可愛い ― その気持ちの奥で起きていること

朝食のテーブル。長男がお茶をこぼした。その瞬間、胸の奥がギュッと締めつけられる。「また…」という苛立ちが喉まで上がってくる。一方で、横で長女がご飯をポロポロ落としても、なぜか笑って「しょうがないなぁ」

思考の解明〜0.5秒の真実と体の声〜

私たちは「考えてから動く」と思っています。「思考こそが自分を動かしている」と感じるのも自然なことです。でも、本当はそうではありません。神経は、思考が動き出すよりもずっと早く、体と感情を動かしています。

言葉にならないものを聴く力 ― 良きセラピストの在り方について」

セラピーは“技法”によって成立するものではありません。どれほど知識を持っていても、セラピスト自身の在り方が整っていなければその技法は簡単に相手を傷つけるものへと変わってしまいます。では、成熟したセラピ

気づきと「今ここ」に在るということ

ゲシュタルト療法や禅などでよく語られる「気づき」や「今ここに在る」という言葉は、今では広く知られるようになりました。けれど実際には、その大切さは分かっていても「何を意味しているのか」がいまいち実感でき

セラピストのスキルー何もしないこと

セラピスト育成で大切にしてきたこと3年ほどセラピスト育成をしていたことがあります。参加していた方にはカウンセラーの方もいましたが、当時私が積極的に声をかけていたのは、心理療法や心理学の知識のない方の方

【対面】関西在住20代女性 生きづらさ・仕事の悩み

◾️セラピストより初めて来られたときは、緊張と不安が強く、なかなか言葉が出ない様子でした。3か月のセッションを経て、自分に何が起きているのかを観察できる力が育ち、自然に言葉

「安心を得るために、不満を模倣する心理」

■はじめに「母が嫌だったはずなのに、気づけば自分も母のように振る舞っている」カウンセリングやセラピーの現場では、こうした話をよく耳にします。不思議に思うかもしれませんが、これは心理学・身体心理療法の視

「私が考えている」という錯覚を解くと心は驚くほど楽になる

「私」が考えているという感覚が錯覚であるのは、科学の世界でも良く知られていることです。”思考は加工された産物”であり、”自由意志”はどこを探しても未だ見つからないものなのです。しかし多くの人は、思考が

「子供が可愛くない」─の感情は変容への入り口。

「子供が可愛くない」「触れたくない」「イライラする」そんなふうに感じてしまった瞬間、自分を責めてしまう方はとても多いものです。「母親(父親)失格だ」「なんでこんなふうに感じてしまうんだろう」「本当は愛

「行動している時だけ、自分を感じる」―その感覚の奥にあるもの

〜ゲシュタルト療法と身体心理療法の視点から〜「家に帰ると、何も感じない。でも仕事中や行動している時は、“自分”でいられる気がする。」カウンセリングの現場で聞くことが多い内容です。ただ疲れているだけ。と

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