体の硬さと心の関係

2025.07.07

体の硬さ(痛み)に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
最近は子供でも体がカチコチでロボットの様な動きになっていて驚くことあります。

現代人は動きの少ない生活スタイルで身体は硬くなりがちですが
単なる運動不足、生活習慣、生まれつき、年齢、だけでは説明がつかない方が増えています。

私も腰に力を入れる癖があるのでプロの整体を受ける事がありますが、さすがプロの技。
すぐに腰が本来の弾力を取り戻します。大抵の不調は取り除くことが出来るんじゃ無いかと思います。

ただ、これでは整骨院、整体院、鍼灸に行けばOK。で終わってしまうので
今回はそんな技術で治しても繰り返してくる硬さや痛みについてです。

硬さや痛みの原因が心からきている場合が私の専門の領域です。
症状の発生プロセスを心の問題から紐解いていきます。
是非参考にしてみて下さい。

体の問題は機能的な問題だけではない

一般的に身体が硬くなっているのは、
年齢や姿勢など機能的な問題だと思われている方が多いのではないでしょうか。

しかし古くから「いかり肩」「断腸の思い」「肝が座る」「浮き足立つ」などと言われるように、
心と体は密接に関係しています。
心で起こった事は体にも同時に影響を及ぼしているのです。

実際、セラピーで心が安定していくと

下半身、特に脚部の血流が良くなり
上半身は柔軟になり、呼吸でリズミカルに動き
顔色が良くなり、目が輝いていきます。

逆に、悩みを抱えている場合は

膝が伸び、腰が硬く下半身は冷たくなっています。
上半身は硬直し、肩、胸が固定され、顔色が悪く、
目や頬の筋肉が固まり、視界もぼんやりとしています。

かつてライヒが「筋肉の鎧」と表現した反応です。

心と体は切っても切れない密接な関係を持っているのです。

トラウマと鬱の症状(不動化するからだ)

思考すると体は硬くなっていく

緊張は思考で体を切り離す時に起こります。

考える時、無意識に息を止め体を緊張させているのに気づくでしょうか。
これは、脳にエネルギーを使うため、体の感覚を止める必要があるからです。

この反応は心を守る時にも同じように起きます。
ネガティブな体験をした時は、思考が過度に働き感情を抑える働きをします。

その間、ネガティブな感覚や感情は体の緊張で抑え込まれています。

しかし、恐怖や苦痛は頭ではなく常に体で体験しているものです。

思考では、感情を抑えたり、切り離す事は出来ても、無くす事は出来ません。

そのまま、考え過ぎたり、むやみに調べものをしたりする思考中心の生活習慣があると、
感情は体に抑圧され、体はどんどん硬くなっていきます。
何年、何十年と硬める習慣になっていくのです。
これが慢性的な緊張の発生プロセスです。

特に思考は背骨と関連が深いので、
背骨付近が棒のように固くなり首の痛みや腰痛に繋がっていきます。

体との対話

柔軟な心身に戻るには、強め過ぎた緊張思考をやめ
体の声に耳を傾けていく事が必要です。
抑えていた痛みや苦しさを体を通して感じていく事です。

筋肉の鎧を溶かす。という表現をしますが
体の硬さの下には本来感じていた(感じたかった)感情や事柄があります。
これを表現し、感じ切ることで緊張が溶けていくのです。
十分に表現された感情や価値観を受け入れた時、心の統合が起きるわけです。

”十分に”と強調するのは
思考は、思考の自分(イメージ)だけが自分だ!と主張し続けるからです。
体で感じている不快(怒り、悲しみ、恐怖、絶望など)は「私でないもの」「弱いもの」として排除したいのです。

素直な気持ちを「恥」や「不必要な物」にして、ブレーキをかけてくるのです。

しかし、思考の自分は脳の言語野で作ったイメージでしかなく
むしろ現実は体の素直な反応(感情)の方なのです。

思考との再交渉

思考と戦う事は逆効果です。
体中心の方が良い!というわけではありません。
思考している自分も大切な自分です。
自分(考え、価値観)を責めていても苦しくなるだけです。
「罪悪感」というのは自分の考えを自分で否定している事なのです。

思考と戦う事はせず、思考がしたい動機や意味を丁寧に知っていく事が必要です。

そうしていくことで、それが「私」ではなく
「考えている一つの私」だと気づき、
思考と体の繋がり(交流、共存)が出来るようになるのです。
繋がりを持つと、人生に無理なブレーキやアクセルを踏むこともありません。

適度に考え、適度に感情を表現して過ごすことが出来ます。
安定した自分として過ごしていく事が出来るのです。

まとめ

繰り返す慢性的な体の硬さは、心が関連していることが多いものです。
情報の取り入れや、考えすぎは「緊張を強め不快を避ける働き」なるため
解放に向かいたい時は、体に耳を傾け、丁寧に観ていく事で、本当の感情や感覚に触れる事が出来ます。

思考は一時的に邪魔になりますが、それが思考の本来の機能です。
感情が充分に表現された後、その意味や意図を知るために「考え」と丁寧に交流していきましょう。

salon Sonomama は、カウンセリングを中心に、心身の不調の軽減を目指すセラピールームです。
カウンセリングだけではなく、身体感覚の覚醒を行うワークで体との対話を進めていきます。
思考との交渉を行うために、イメージや夢、座布団などを使った心理ワークも行っていきます。

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