トラウマに共に向き合う  身体が覚えているつながりの記憶

モーリッツィオ・スチューピージア(Maurizio Stupiggia)という方がいます。彼はイタリア出身の心理療法家であり哲学者。ミラノ大学医学部の客員教授として教鞭をとりながら、身体心理療法の学派

【対面】関西在住30代男性/希死念慮、生きづらさ、抑うつ、絶望感

-継続セラピー後のアンケートより-Q. セラピーの中で印象に残っている出来事や言葉はありますか?A.誰にも言えない事を話せた事。「心」が存在すると分かった事。感情をありのままに出せた事。Q. 身体の状

「五層一核」 感情の奥にある“真の心”とは

■ はじめに前回のコラムでは、「鎧」というテーマを通して、心の抑圧や防衛がどのように身体の緊張として形づくられるかを見てきました。使命エネルギーと3つの鎧はこちら☜鎧とは、過去の痛みや恐れを受け止めな

生命エネルギーと3つの鎧

統合のプロセスとしてのからだフロイトの弟子であったヴィルヘルム・ライヒ (1897–1957)は、当初は言葉や思考による洞察を通して無意識を解放しようとしていました。しかし彼は臨床を重ねる中で、心の抑

トラウマの回復は、心だけではなく「全体の回路」で起こる

トラウマは何か強烈な体験だけをイメージしがちですが単なる「出来事」ではなく、その瞬間に身体と心が処理しきれなかった反応のことを指しています。ですから、回復とは、感情を“理解する”のではなく(知っただけ

「わからない」にとどまることが道をひらく

はじめにセラピーの中でも日常の中でも、人はよく「わからない」と口にします。多くの人はそれを「良くないこと」「停滞」と感じますが、実はそうではありません。心理学や身体の仕組みから見ても、「わからない」は

親の心が癒されると、子どもは本来の人生を生き始める

このテーマは、実際の臨床の現場でも 最も重要なテーマのひとつ だと感じています。個人の性格や、悩み、苦しさは、その人が生きてきた歴史です。そして、その歴史の根源には、親や家族との関わりが深く関係してい

怒りをどう理解するか 抑圧・解放・調整のプロセス

「怒りっぽいのは良くない」「意味がない、人を傷つけるだけ」私たちはそう言われて育ってきたかもしれません。しかし実際には、怒りは「相手を傷つけるための感情」ではありません。怒りとは、本来 自分の感情を表

「楽」と「統合」 浮足立つ自由と、地に足のついた自由

「最近すごく楽です。仕事復帰もした、予定もびっしり、人ともよく会えるようになった。めちゃくちゃ元気になりました! 」数か月もすると、大抵の方は言われます。これはとても大切なプロセスです。しかし、欲を言

感情を抑えると世界は脅威になる

私たちは、悲しみ・怒り・不安などの感情をそのまま表に出すことを恐れ、つい抑え込んでしまうことがあります。しかし、感情を抑えるほど、世界が「脅威」に見えてしまうことをご存じでしょうか。■抑圧と感情エネル

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