悩みの消失とは何か|ゲシュタルト療法の「図と地」から考える心の統合

◾️思考・図と地・統合から見る、こころの変化私たちはふつう、悩みが消えることを「問題が解決すること」だと思っています。人間関係のトラブルがなくなる。不安が減る。前向きに考え

ソマティックセラピストの嘆き。身体性は、本当に自我と統合できるのか

近年、心理療法の世界では、トラウマ理論や神経理論への関心が高まり、それに伴って「身体を扱うこと」が以前にも増して注目されるようになってきました。たしかにそれは、一定の進歩でもあります。  言語だけでは

コーチングを受け続けても変わらなかった人に、私が伝えたこと

未来を描いても変わらない人がいます。コーチングや自己啓発のセミナーを、たくさん受けてきた人がいます。未来を描く。  理想の自分を明確にする。  前向きな言葉を使う。  行動を変える。  思考を整える。

考えすぎて苦しい人へ|思考を止めても変わらない理由と「感じる力」を取り戻す方法(ゲシュタルト療法)

考えすぎて不安になる、頭では分かっているのに変われない。そんな人に向けて、ゲシュタルト療法の視点から「思考と身体」の関係と、感じる力を取り戻す方法を解説します。◾️現代人は

安全神話第2章 セラピーの実際の現場では、何を見ているのか

〜安全だけでは回復しないとき、セラピストはどこを見ているのか〜一章で「安全だけでは回復しないのは分かった。では実際、現場では何を見ているのか」そう感じた方もいると思います。ここからは、より実践的な話に

「安全にやりましょう」は本当に正しいのか

〜セラピーにおける“安全神話”と、回復が起こる本当の条件〜セラピーの現場ではよく、まずは安全が大事無理をしない神経系を整えるといった言葉が使われます。特に近年は、ポリヴェーガル理論の広まりとともに、「

夢のワーク

夢は「もう一つの自分の在り方」を教えてくれる 夢は不思議なものです。追いかけられたり、  懐かしい人が出てきたり、  ありえない場所にいたり、  声が出なかったり。起きた瞬間はリアルなのに、少しすると

紙の人間から、生きた人間へ ─ゲシュタルト療法が体験に焦点を当てる理由

■ 思考の中で生きる私たち人は「何を考えているか」はよく語れます。しかし、「今、何が起きているのか」を語れる人は驚くほど少ないものです。多くの場合、私たちは思考の中で生きています。出来事そのものではな

気楽さと安楽さ ー 身体と神経の話

普通、人は「楽になりたい」と思います。痛みや苦しさを悪とし、それを排除することが正義であるかのように、私たちは必死に取り除こうとします。たとえば、失恋の痛みをお酒で忘れる。忙しさで考えないようにする。

恐怖とは「呼吸の伴わない興奮」である

 ―身体から恐怖を理解する―  ゲシュタルト療法の創始者、フリッツ・パールズはこう言いました。 「恐怖とは、呼吸の伴わない興奮である」 この言葉は、とてもシンプルですが、身体心理の視点から見ると、非常

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