身体はコントロール出来ない

「身体はコントロールされるものではない。関係を結び直すものだ。」  — アレクサンダー・ローエン最近、「感情をコントロールする」「身体を思い通りに扱う」という言葉を、あちこちで耳にします。  けれど、

グラウンディングから始まる、トラウマの回復と「震え」の話

感情は、身体に残る人は強いストレスや衝撃的な体験を受けると、  そのとき感じきれなかった感情を、身体の奥に溜め込み、抑圧していきます。  怒り、恐れ、悲しみ、声にならなかった思い。  それらは消えたの

なぜ『今ここ』にいられないのか? 心がつくる“逃避のパターン”

私たちが「今ここ」にいられなくなる理由には、心理的メカニズムがあります。その理解に大いに役に立つのが、クラウディオ・ナランホ という心理療法家です。ゲシュタルト療法の第二世代であり、さらに 現代エニア

身体心理療法の系譜― ライヒから現代のソマティックへ

― 身体心理療法(Body Psychotherapy)の系譜 ―「身体は言葉よりも先に真実を語る。」― Wilhelm Reich身体心理療法(Body Psychotherapy)は、心の問題を「

原初的欲求と社会的欲求の統合 ”回復のあとに起こる揺らぎ ”について

セラピーを続けていくと、ある時期に「もう大丈夫」と感じる瞬間があります。感情が流れ、エネルギーが戻り、生きる力が蘇ったように見える時期です。しかしその直後に、再び人間関係でつまずいたり、衝動的な恋愛や

苦しみを避けるほど癒やされない構造

■ 逃げるという防衛人は、つらい出来事に直面したとき、「感じないようにする」ことで自分を守ります。呼吸を止め、身体を固め、笑ってごまかし、考えすぎたりして、感じる事を麻痺させるのです。これらはすべて、

「五層一核」 感情の奥にある“真の心”とは

■ はじめに前回のコラムでは、「鎧」というテーマを通して、心の抑圧や防衛がどのように身体の緊張として形づくられるかを見てきました。使命エネルギーと3つの鎧はこちら☜鎧とは、過去の痛みや恐れを受け止めな

生命エネルギーと3つの鎧

統合のプロセスとしてのからだフロイトの弟子であったヴィルヘルム・ライヒ (1897–1957)は、当初は言葉や思考による洞察を通して無意識を解放しようとしていました。しかし彼は臨床を重ねる中で、心の抑

「わからない」にとどまることが道をひらく

はじめにセラピーの中でも日常の中でも、人はよく「わからない」と口にします。多くの人はそれを「良くないこと」「停滞」と感じますが、実はそうではありません。心理学や身体の仕組みから見ても、「わからない」は

親の心が癒されると、子どもは本来の人生を生き始める

このテーマは、実際の臨床の現場でも 最も重要なテーマのひとつ だと感じています。個人の性格や、悩み、苦しさは、その人が生きてきた歴史です。そして、その歴史の根源には、親や家族との関わりが深く関係してい

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