恐怖とは「呼吸の伴わない興奮」である

 ―身体から恐怖を理解する―  ゲシュタルト療法の創始者、フリッツ・パールズはこう言いました。 「恐怖とは、呼吸の伴わない興奮である」 この言葉は、とてもシンプルですが、身体心理の視点から見ると、非常

呼吸が浅い人生は、感情も浅くなる

■ 呼吸はいまのその人の生き方を表している呼吸が浅い人生は、感情も浅くなる。そしてもう一つ、身体心理の視点から見れば、とても大切な事実があります。呼吸はいまのその人の生き方を表している。それは比喩では

感情は身体の動きである

「感情は身体の動きである」この言葉は、身体心理療法家アレクサンダー・ローエンの有名な一文です。私たちはふだん、感情を「心の中に生まれるもの」「考え方や解釈の問題」だと思っています。しかし本当にそうでし

心理的支援は、どの「層」に働きかけているのか ─ 再発を防ぐために必要な視点

心理的な支援は、同じ「話す」という行為であっても、どの層に働きかけているかによって、変化の深さや持続性が大きく変わります。「少し楽になった」「理解できた気がする」「前向きになれた」それらが一時的な変化

責任とは、感情を伴って応答する能力

■ 責任と責務は、似て非なるもの「責任」という言葉は、私たちが思っている以上に、誤解されたまま使われているように感じます。あるいは偏り過ぎている。多くの場合、責任とは「やるべきことをやること」「役割を

身体はコントロール出来ない

「身体はコントロールされるものではない。関係を結び直すものだ。」  — アレクサンダー・ローエン最近、「感情をコントロールする」「身体を思い通りに扱う」という言葉を、あちこちで耳にします。  けれど、

グラウンディングから始まる、トラウマの回復と「震え」の話

感情は、身体に残る人は強いストレスや衝撃的な体験を受けると、  そのとき感じきれなかった感情を、身体の奥に溜め込み、抑圧していきます。  怒り、恐れ、悲しみ、声にならなかった思い。  それらは消えたの

なぜ『今ここ』にいられないのか? 心がつくる“逃避のパターン”

私たちが「今ここ」にいられなくなる理由には、心理的メカニズムがあります。その理解に大いに役に立つのが、クラウディオ・ナランホ という心理療法家です。ゲシュタルト療法の第二世代であり、さらに 現代エニア

身体心理療法の系譜― ライヒから現代のソマティックへ

― 身体心理療法(Body Psychotherapy)の系譜 ―「身体は言葉よりも先に真実を語る。」― Wilhelm Reich身体心理療法(Body Psychotherapy)は、心の問題を「

原初的欲求と社会的欲求の統合 ”回復のあとに起こる揺らぎ ”について

セラピーを続けていくと、ある時期に「もう大丈夫」と感じる瞬間があります。感情が流れ、エネルギーが戻り、生きる力が蘇ったように見える時期です。しかしその直後に、再び人間関係でつまずいたり、衝動的な恋愛や

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